韓国の紅葉は9月下旬に江原の高い山々で始まり、10月から11月にかけて南へ、そして山の下へと進みます。平年の見頃は雪岳山が10月17日ごろ、ソウル北端の北漢山が10月28日ごろ、内蔵山が11月4日ごろ、半島南西端に近い頭輪山が11月10日ごろで、ソウル都心の街路樹や古宮は10月下旬から11月中旬に色づきます。下の表ではおおむね北から南へ17の山について、韓国気象庁が2026年に観測した日、公表された予想、平年の見頃、近くの祭りをまとめました。
日付には2つの基準があります。気象庁は山頂から山全体の約20%が色づいた日を「色づき始め」、約80%の日を「見頃」とし、民間予報会社のウェザーアイとケイウェザーも同じ基準を使います。山林庁の地図は観測木の半分以上が色づいた日を見頃とするため、気象庁の日付とはそのまま比べられません。なお、気象庁は観測結果だけを発表し、予想は出していません。
9月上旬、民間の2社はいずれも暑い夏の影響で遅い紅葉を予想していました。ケイウェザーは色づき始めが平年より2~8日、見頃が2~9日遅れるとし、ウェザーアイは雪岳山の見頃を10月25日と予想しました。ところが北部の山は、ここまでほぼ平年どおりです。雪岳山の色づき始めは平年と同じ9月28日で、10月18日の報道によると見頃は平年より1日早い10月16日でした。五台山も1日早い10月14日に見頃となり、北漢山の色づき始め(10月14日)はウェザーアイの予想より9日早く来ました。2026年9月の気温は平年より1.2℃高く、2024年の4.2℃、2025年の2.5℃より小幅でした。一方、南の山の状況はまちまちです。10月16日には八公山が平年より1日早く、周王山が平年どおりに色づき始め、鶏龍山も2025年より8日早く色づき始めました。しかし10月18日の時点で俗離山はまだ色づき始めに達しておらず(平年10月14日)、10月16日の時点では無等山も同じでした。
10月29日現在、気象庁の最新の資料(10月22日時点)では、雪岳山と五台山は見頃を過ぎ、雉岳山は10月19日、徳裕山は平年より1日早い10月20日に見頃を迎えました。表のほかの山は内蔵山と頭輪山を除いてすべて色づき始めており、俗離山と伽倻山は10月19日(俗離山は平年より5日遅れ)、無等山は平年どおり10月21日でした。10月中は小白山、月岳山、俗離山、北漢山(平年の見頃は10月28日)、智異山、10月下旬から11月初めは八公山、鶏龍山、周王山、伽倻山、11月前半は内蔵山、無等山、頭輪山、漢拏山の1100道路、そしてソウル都心が狙い目です。

